いまでは「クリスマス」と同様，

すっかり日本に定着した「ハロウィン」。

 

ハロウィンと聞くと，

まず最初にオレンジ色の大きなカボチャを思い浮かべます。

 

カボチャの中身をくりぬき，

ナイフで目・鼻・口をつけ，

内側に火のついたろうそくを立てたランタン（ジャック・オ・ランタン）にして，

ハロウィンの晩，家の戸口の上り段に置いておきます。

 

この「ジャック・オ・ランタン」，日本でいう鬼火のような存在。

 

怖い顔にくり抜いて，家の軒先や部屋の窓辺などに飾ると，

「善霊を引き寄せ，悪霊を遠ざける効果がある」ことから魔除けの役割を果たし，

悪霊を怖がらせて追い払えるそうです。

 

なお，このカボチャは日本の緑色のカボチャとは違い，

オレンジ色で大きいのが特徴で，

最近ではアメリカ産のハロウィンカボチャが

日本でもこの季節に売られるようになりました。　

 

担任に 似たるハロウィン カボチャかな

 

展示では，映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の海賊船「ブラック・パール号」から

ハロウィンカボチャのパイレーツたちが島に上陸して，

お菓子や金塊の入った宝箱を運んでいる様子です。

 

子どもたちが「トリック・オア・トリート」と叫んだら，

お菓子をもらえるかな？