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学校紹介

忠犬タロー

 昭和39年,一匹の犬が東小学校に迷い込んできました。誰が呼ぶともなく,「タロー」と名付けられ,児童たちにかわいがられました。
 朝と夕方,タローは石岡駅に向かいます。そして,いつも駅の待合室から改札口をジッと見つめています。誰かを待っている目です。午後4時から3時間も待っています。待ちくたびれたタローは寂しそうに帰って行きます。それは十数年も続きました。行き帰りの道は国道6号線,車の通行量もとても多く危険です。でも,タローは,道の左側を走り,歩道橋を渡り,常磐線の踏切を渡って東小学校と石岡駅の間を行き来します。横断歩道も白線に沿って渡り,踏切で遮断機が下りていれば横で座って待ち,人が渡り出してからついて行きます。交通規則をしっかりと守ることのできるとても賢い犬です。「タローはきょうも」という歌もつくられ,東小学校の愛唱歌にもなりました。
 タローは誰を待っていたのでしょうか。それは,タローにしか分かりません。

 タローについての書籍「あした会えるさ~忠犬タローものがたり~」が2012年1月に創刊されました。

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