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校長による職員室「季節の風物詩展示」

第70回のテーマ「夏は河童!河童の川魚売り

第70回のテーマ「夏は河童!河童の川魚売り」

 またまた、河童くんが登場!やはり夏と言えば「河童」です。今回は、河童くんが夏にふさわしい川魚をご用意し、川魚屋を開いて売っています。品を拝見すると・・・まずは「鮎」。初夏を迎えるとまず稚鮎が市場に出回り、そして6月に漁が解禁されると、天然鮎が日本料理店やレストランで提供されるようになり、7月になると、鮎がもっとも美味しく味わえる季節が訪れます。7月の天然鮎は骨まで柔らかく、塩焼きや天ぷらなどで丸ごと食すことができ、小さいながらも魅力的な味わい深さがあります。次は、「かじか」。かじか汁や鍋料理、唐揚げなどに利用され、中でも「かじか鍋」、別名「鍋壊し(なべこわし)」と呼ばれます。それは、その美味さから付けられたもので、皆で鍋を囲み具材を取り合い最後には、箸で鍋の底を突いて壊すまで食べてしまうと言うことから付けられたとされています。そして、「鯉」。「鯉のあらい(刺身)」や「鯉こく(味噌汁)」などの鯉料理は絶品です。川魚と言うとその臭みに敬遠する人が多いみたいですが、透き通る清流にさらされた鯉の料理は違うんです。鯉の体内を十分きれいにするため、冷たい清流に泳がされ、餌を与えず、1~2ヵ月程度晒された鯉は、見違えるように身が引き締まり、臭みもなくなりプリプリでとっても美味しい「鯉のあらい」として生まれ変わります。さぁ、今夜は旬の川魚を肴に、キンキンに冷えた冷酒で一杯といきましょう。