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校長による職員室「季節の風物詩展示」

第71回のテーマ「東の四万十川!那珂川の「やな床」で鮎の塩焼きをいただきます!」

第71回のテーマ「東の四万十川!那珂川の「やな床」で鮎の塩焼きをいただきます!」

 先回展示した「河童くんの川魚売り」で、「鮎の塩焼き」について綴ったところ、先生方からの反響がものすごく、ご希望にお応えして今回も「鮎の塩焼き」にスポットを当ててご紹介します。「川魚の女王」と称される鮎は「香魚」とも呼ばれ、独特の香気が持ち味です。その香りを最大限に活かすには炭火焼きが一番です。鮎焼きは、鮎の素材のうまさを引き出す火加減が肝心なので、地元産の木炭を使用し、丹精込めて一匹一匹丁寧に焼き上げているため皮はカリッと香ばしく、身はふっくらです。清流を眺めながら味わう囲炉裏で焼いた香ばしい天然鮎。栃木県の那珂川は「東の四万十川」と称され、鮎のシーズンになると、川には多数の「梁(やな)」が設置され鮎漁が始まります。梁漁(やなりょう)とは、川の中に足場を組み、木や竹ですのこ状の台を作った「やな」という構造物を設置し、上流から泳いできた魚がかかるのを待つ漁法です。「やな」が設置してある場所では鮎料理が食べられることもあり、シーズンには多くの観光客でにぎわいます。とれたての塩焼きや炉端焼きは香ばしく、野趣溢れるおいしさ。「アユフライ」、「アユめし」、「アユアライ」、「田楽」などでも楽しめます。観光やなでは、「梁場(やなば)」に自由に出入りができ、打ち上げられた魚は自由に捕まえることができますが、真ん中にある「生簀(いけす)」に入れ、持ち帰ることはできません。残念!