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校長による職員室「季節の風物詩展示」

第72回のテーマ「疫病(コロナ)退散の祭り!京都の町を山鉾が巡行する!」

7月19日 第72回

 口をひらけば、暑いしか出てこなくなったとき、人に必要な風景ってなんだろう。

そうだ!京都八坂神社の祇園祭を見に行こう!京都は石岡と比べて暑さが尋常ではありません。本当に蒸し暑い!おまけに「クマゼミ」がワシッワシッワシッとあちらこちらで鳴き出し、暑さを倍増させているからたまりません。とにかく暑いの一言!この暑さは夏の京都を訪れた人にしか分からないかもしれません。そんな暑い最中の7月17日、3年ぶりに京都祇園祭「前(さき)の祭」の山鉾(やまほこ)巡行が、長刀鉾(なぎなたほこ)を先頭に23基の山鉾が都大路を進みました。コンチキチン♪コンチキチン♪と祇園囃子が響く中、山鉾を彩る金工や染織などの工芸品が夏の日差しに輝き、観衆を魅了しました。そして、四条河原町などの交差点では、掛け声と共に重さ10トンを超す鉾の車輪を割り竹の上で滑らせて方向転換する「辻(つじ)回し」を披露し、沿道から拍手を浴びていました。やはり、疫病退散の目的で行われる「祇園祭」は、どの地域でも行われて欲しいと思います。なお、「後(あと)の祭」の山鉾巡行(京都の山鉾巡行は2回行われる)は、7月24日に行われます。再建された「鷹山(たかやま)」がなんと!196年ぶりに加わります。これは絶対見逃すわけにはいきません!ちょっと新幹線に乗って見に行きましょうか!ついでに涼を呼ぶ「ハモの落とし」をいただいてきましょう。楽しみです。

 展示では陶器でできた(たちきち製)長刀鉾と京都御所人形「投げちまきを持った童」を飾ってみました。