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校長による職員室「季節の風物詩展示」

第74回のテーマ「七夕に天の川輝く 秋のはじまりかな・・・」

第74回のテーマ「七夕に天の川輝く 秋のはじまりかな・・・」

 天(あま)の川(がわ) 相(あい)向(む)き立ちて 我(あ)が恋(こ)ひし 君来ますなり 紐(ひも)解き設(ま)けな

               山(やまの)上(うえの)憶(おく)良(ら)『万葉集巻八 七夕』より

 8月7日は「立秋」。この日から秋に入ります。「暦の上では秋です」といいますが、裏を返せば「実感ではまだまだ夏」という意味です。今年の8月4日が旧暦の7月7日、七夕にあたります。この頃になると、晴天が続き、夜空も澄みはじめ、天の川もはっきり見えます。仙台の七夕まつりは、その季節感に合わせるため、新暦に1ヵ月を足した暦である中暦を用い、現在の8月6日から8日に開催されています。豪華絢爛な笹飾りが街を彩る仙台七夕まつりですが、その特徴といえば、やはり毎年新たに手作りされる笹飾りです。各商店街では長さ10メートル以上の巨大な竹を山から切り出し、小枝をはらい、飾りつけの準備を行います。世界一を誇る「紙と竹(仙台ではビニールで七夕飾りは作らない!)の優雅な祭典」となっています。そして、七夕飾りを鑑賞する際は、「七つ飾り」にも注目してください。7種類の飾りには、無病息災や商売繁盛などの願いが込められています。 晴天のもと幾重にも重なり風にたなびく繊細な和紙飾り。その姿はまさに絶景!是非、仙台七夕を観に行ってみませんか。ついでに、美味しい「仙台牛タン」を食べて、「石巻笹かまぼこ」をお土産に買って帰りましょう。楽しみです!