夏休みもあとわずか･･･先回も同じフレーズで始まっていますが･･･気温は夏日でも空はいわし雲が広がり、トンボが飛び交い、夜は虫の音が日に日に澄んできます。私の家の庭でも、虫の鳴き声がちらほらと聞こえ始めてきました。今回の展示は、河童たちが残り少ない夏休みに、牛久沼べりの涼しい木立の下で囲碁をしている様子です。そこに、ピクニックにやって来た夏のお嬢さんが、碁を打っている河童を、興味津々にながめています。

　この河童はやきものでできています。作家の方が牛久在住ということで、「縄文河童」と名付けて作っていました。（よく見てみると河童が乗っている土台は牛久沼出土の縄文土器の破片です）なかなか表情や姿が味のある河童に仕上がっています。